Leica の楽器型スピーカー試聴記 KISO Acoustic HB-1 その12
質の高いニュートラル基調の機器でHB-1をドライブするとクオリティーに過不足はないものの、
どことなく そっけない音になると想像します
こういったハード機器に委ねられるところが ユーザーと共に音を作っていくプロセスを
愉しむ一環なのでしょうが、これまでの既製のスピーカー以上にユーザーが自分の好みの音を
明確に持って臨まなければ、HB-1は 高い買い物になるかもしれません
響きがある分、個性的と思われがちですが、実際は化粧っ気のない顔立ちでしたね☆
ここがブリロン1・0との大きな違いだということです
繋ぐ機器のパワーの数値や駆動力 また質感といったファクターよりも、機器が醸し出す温度感や湿度感、
肉感的といった項目での反応が極めて大きく感じました
メーカーの開発者氏からは、
「 弦楽器の音がきれいに聞こえると言われてもうれしくない それがHB-1にとって当たり前なのだから 」
とのコメントがあったそうですが、残念ながら私は弦楽器の音しか優位性を見出す事ができませんでした
また、HB-1と対峙しても自分流に使いこなしてやろうという気が起こりませんでした
音がきつければシルクの紗を・・・とか、より良く鳴らすために後方や側面に音響ボードを設置しようといった、
そういう対策めいたことを行っては いけない と、思えたスピーカーでしたね
極端な例えで言えば・・・ アコースティックギターの音が良くなるからと称して、ホールの中に紗を入れたり、
ボディやペグにレゾナンスチップを貼ったり(爆)・・・ など、したくないという感情に似ています(笑)
それは私がHB-1に、モノとしての強い思想を感じたからなのかもしれません
HB-1の使いこなすうえで、セッティングで気を使うところは スタンドの選定くらいでしょう
好感触があったものの 身請けするに至らなかったのは幸いというべき?(笑) 身請け代130まんえん・・・(??;)
何度も言いましたが、KISOアコースティックHB-1の最大の特徴は、ユニットから出た音とは別に、
エンクロージュアから 『 響き 』 が出ますが、それがユニットからの音と交じり合っても音の濁りや
歪みにならず、逆に混じり合うことで音に深みと生命感が宿るということです
同様の思想で作られたスピーカーとは 『 似て非なる 』 、唯一無二の存在であるスピーカーなのです ( ONKYOを除く )
Leica・M の試聴記は、いわば従来型のスピーカを使う者の視点からの検分ですので、
同意や相違が かなり大きく分かれるのではないかと思います
HB-1導入というのは、 “ 高価なスピーカーを買う ” というのではなく、130万円のフルオーダーの
アコーステイックギターを買ってギター演奏技術を会得する行為に近いのではないでしょうか?(^-^)
いろいろと書きましたが ( 笑 ) 、そうてんさんの次期主力スピーカーとしての才覚は、
十二分に持ったスピーカーであると断言できます
現在お使いのシステムをそのままつなげても、HB?1は おそらく期待通りのパフォーマンスを示すと思います
ソナスとHB-1を比べていらっしゃいましたが、もし私が買うとしたらソナスを選ぶと思います ( 笑 )
最後に一見客の私に長時間に渡る試聴の機会を設けてくれたオーディオ南海 西田辺店さんに感謝いたします
コメント
Leicaさん レポートご苦労様でした。
私は既に注文してる身の上ですが、第三者の意見はとても参考になりました。
掲載の仕方や文章のまとめ方も上手で感心しました。
そうそう、Leicaさんが試聴されてる時に店内に私も居たんですよ (^^)ニコ
私は既に注文してる身の上ですが、第三者の意見はとても参考になりました。
掲載の仕方や文章のまとめ方も上手で感心しました。
そうそう、Leicaさんが試聴されてる時に店内に私も居たんですよ (^^)ニコ
第12回に渡りおつかれさまです、麗香さん(爆)
セッティングに関してですが、記事を読んで納得いたしました^^
リスナーに対して真っ直ぐに向けると高音域が激しすぎるのですね!
ただ、私の聞いたHOLⅠのHB-1は後ろの席で聴いたときの方が(リスナーに向かって鳴っていた)聴きやすかった記憶があります。
多分使い込まれてツィーターが慣れて来ていたのかもしれませんが、と一様釘を刺しておきます(笑)
5555のHOLⅠのセッティングだと
Leica の楽器型スピーカー試聴記 KISO Acoustic HB-1 その4 より
>実際に、セオリーどおりオルソンセッティングにおける三角形の頂点で聞いたところ、かなり耳に強く感じます
>そこで軸を外して頂点の後方で聞くことになるのですが、普通だとそういう聞き方では
>音が鈍るのだけれど、HB-1は 聞きやすくなるだけで音が鈍った印象はありません
視聴席は、軸を外した先方で聴いていたため、私的には鈍った感じでしたが、後方の一般席(?)ですとトライアングルの頂点に立ち、中々の好印象だった気がします(何せ遠い記憶を遡ってみたのでw)
ただし、視聴席の「後方」、、、つまりリスナーとHB-1の距離が肝では無いかと自分の中では推測が出てます。
5555での視聴席距離を例えば5mだったとしその後ろの一般席が5+2=7mだった場合は高音域が空気の抵抗で何デシベルが下がり、力強く出た低音域は下がりにくいので+-0と仮定するならば・・・
少しキツメに高音域を鳴らしたほうが良いのではないかと・・・。
という事は、
HB-1とリスナーのポジションの距離はある程度長めに取る事になり、必然的にSPのLとR間の長さが増し、、、
>試聴位置に座るまでもなくHB-1のセッティングが奇妙だという事は すぐにわかりました
>2メートルほどの左右の幅に、高めのスピーカースタンド そしてちょっと強めのオルソン設置
>かなり独特です
>試聴位置はオルソンセッティングの三角形の頂点ではなく、そこから小さなテーブルを挟んで
70センチほど後方になります
>説明によるとメーカーとしては左右の幅は、もう1メートル程度広げたほうがいいとの事
>チャンネル幅3メートル・・・ 何もかもが規格外です
これこそが「チャンネル幅3メートル」の意味なのではないかと思います
ココまで頭の中で考え出した答えはよかったのですが(そのとき11:50分)
なんとまぁ・・・・・はぁ
>ユニットからの直接音だけでないので左右のスピーカーの外側にも音場が広かる
>これもまた独特で 離れて聞いた場合、音場型スピーカーに酷似した聞こえ方になっています
>明らかに小型スピーカーのメリットが活きているとも言えます
>ただしこのオルソンセッティングにまつわるメリットを享受するには、広い部屋と大音量が必要でしょう
>広い部屋に音圧を食われないようなパワーを入れ、幅の広いオルソンセッティングを施す
>つまり小型スピーカーながら大型スピーカー並みの条件が必要になるということ
と過去記事を振り返り麗香さんが出していた事に気づきなみだ目(笑)
10時半から悩んでたのでちょっと残念賞でした(爆)
「私は何に対してこんなに考えてたんだ!?」と気づくまで遅すぎたかも知れません(ぉ
誠に長文失礼いたしましたw
セッティングに関してですが、記事を読んで納得いたしました^^
リスナーに対して真っ直ぐに向けると高音域が激しすぎるのですね!
ただ、私の聞いたHOLⅠのHB-1は後ろの席で聴いたときの方が(リスナーに向かって鳴っていた)聴きやすかった記憶があります。
多分使い込まれてツィーターが慣れて来ていたのかもしれませんが、と一様釘を刺しておきます(笑)
5555のHOLⅠのセッティングだと
Leica の楽器型スピーカー試聴記 KISO Acoustic HB-1 その4 より
>実際に、セオリーどおりオルソンセッティングにおける三角形の頂点で聞いたところ、かなり耳に強く感じます
>そこで軸を外して頂点の後方で聞くことになるのですが、普通だとそういう聞き方では
>音が鈍るのだけれど、HB-1は 聞きやすくなるだけで音が鈍った印象はありません
視聴席は、軸を外した先方で聴いていたため、私的には鈍った感じでしたが、後方の一般席(?)ですとトライアングルの頂点に立ち、中々の好印象だった気がします(何せ遠い記憶を遡ってみたのでw)
ただし、視聴席の「後方」、、、つまりリスナーとHB-1の距離が肝では無いかと自分の中では推測が出てます。
5555での視聴席距離を例えば5mだったとしその後ろの一般席が5+2=7mだった場合は高音域が空気の抵抗で何デシベルが下がり、力強く出た低音域は下がりにくいので+-0と仮定するならば・・・
少しキツメに高音域を鳴らしたほうが良いのではないかと・・・。
という事は、
HB-1とリスナーのポジションの距離はある程度長めに取る事になり、必然的にSPのLとR間の長さが増し、、、
>試聴位置に座るまでもなくHB-1のセッティングが奇妙だという事は すぐにわかりました
>2メートルほどの左右の幅に、高めのスピーカースタンド そしてちょっと強めのオルソン設置
>かなり独特です
>試聴位置はオルソンセッティングの三角形の頂点ではなく、そこから小さなテーブルを挟んで
70センチほど後方になります
>説明によるとメーカーとしては左右の幅は、もう1メートル程度広げたほうがいいとの事
>チャンネル幅3メートル・・・ 何もかもが規格外です
これこそが「チャンネル幅3メートル」の意味なのではないかと思います
ココまで頭の中で考え出した答えはよかったのですが(そのとき11:50分)
なんとまぁ・・・・・はぁ
>ユニットからの直接音だけでないので左右のスピーカーの外側にも音場が広かる
>これもまた独特で 離れて聞いた場合、音場型スピーカーに酷似した聞こえ方になっています
>明らかに小型スピーカーのメリットが活きているとも言えます
>ただしこのオルソンセッティングにまつわるメリットを享受するには、広い部屋と大音量が必要でしょう
>広い部屋に音圧を食われないようなパワーを入れ、幅の広いオルソンセッティングを施す
>つまり小型スピーカーながら大型スピーカー並みの条件が必要になるということ
と過去記事を振り返り麗香さんが出していた事に気づきなみだ目(笑)
10時半から悩んでたのでちょっと残念賞でした(爆)
「私は何に対してこんなに考えてたんだ!?」と気づくまで遅すぎたかも知れません(ぉ
誠に長文失礼いたしましたw
こんにちは
松本さん、こんにちは。
HB-1の音はこうだろうか…と想像しながら拝読しました。ワンセットが130万円となると僕には手が届かないスピーカーですが…独自の世界があるということがわかりました。
HB-1の音はこうだろうか…と想像しながら拝読しました。ワンセットが130万円となると僕には手が届かないスピーカーですが…独自の世界があるということがわかりました。
色付きの文字
私なりのHB-1を聴いた感想ですが
概念の違いから、従来のスピーカーとは違い再生される音に音楽性を感じます。
何よりも生を聴いた音にあるミュージシャンの心を感じました。従来のスピーカー
ではそれを全く感じません!
Leicaさんが聴いていた時に後ろで聴いていましたが、アンプを変えての感想が
私が聴いた印象と違うのは
私と違う観点で聴かれているんですね
セッティングも高さを少し下げて、位置ももう少し後ろで試聴すると違う印象に成ったと思います。
多分HB-1の設計ではツイーターの音が混ざる位置をそのあたりで決めているような気がします。
価格もそれなりにしますが、私としてはソナースは高いと感じますが、HB-1は安いと感じましたから注文しました。
私なりのHB-1を聴いた感想ですが
概念の違いから、従来のスピーカーとは違い再生される音に音楽性を感じます。
何よりも生を聴いた音にあるミュージシャンの心を感じました。従来のスピーカー
ではそれを全く感じません!
Leicaさんが聴いていた時に後ろで聴いていましたが、アンプを変えての感想が
私が聴いた印象と違うのは
私と違う観点で聴かれているんですね
セッティングも高さを少し下げて、位置ももう少し後ろで試聴すると違う印象に成ったと思います。
多分HB-1の設計ではツイーターの音が混ざる位置をそのあたりで決めているような気がします。
価格もそれなりにしますが、私としてはソナースは高いと感じますが、HB-1は安いと感じましたから注文しました。
そうてんさん こんばんは
>なんてことをかくんだっ
ツッコミありがとうございました(笑)
長きに渡ってお付き合い下さってありがとうございます
そうてんさんのブログにて、ちょくちょく
「コメントが長くなりましたのでボツにしました」というのを
書いていましたが、書き出すとこのようになってしまいまして(爆)
HB-1はモノとしての存在感自体は際立っているようなオーラを
放つタイプではありませんでしたね
しかし見る者が見れば解るといった、どちらかといえば静的な佇まいだと思いました
>SP遍歴の終わりを迎えるのはいざ知らず、自分にとって趣味としての
>オーディオにすら終焉を迎えさせられかねない劇薬かも
・・・と仰られていましたが、スピーカー遍歴は終わることはありうるでしょうけれど、
むしろ「最高の奏者」すなわち最高の駆動系をあてがってやりたいがゆえの
彷徨オーディオが待っているかもしれませんよ(^^)
新製品や定評ある現行品が並ぶオーディオショウでじっくりと聞き比べるのも楽しみですね♪
今年も私は聞きに行く予定です☆
X4さん こんばんは
長文に長期連載ということで要点が散乱してしまったようで、
お手間をかけて申し訳ございませんでした(^^;)
試聴のセッティングは私から言えば特殊の部類に入っていました
ネットにおけるオーディオマニア達のスピーカーセッッティングの例を拝見してみると
内振りにしているケースが多く見られますね
具体的な理由はよくわかりませんが、聴感で決められているようですので
良い悪いの判断はできないです
ただ個人的にはオルソンセッティングや逆オルソンは、あまり好みではありません
そして今回の試聴のような「三角形の頂点」を外したリスニングもベストとも思ってはいません
ただ、私が聞いたHB-1よりも東京にある試聴機のほうがはるかに音が
こなれているとのお話を聞きましたので、X4さんの試聴されたショップでの
セッティングもまた正しいと思われます
距離に対しての音圧の減衰は、まさにその通りです
試聴ポイントが遠くにあっても音を聞かせるという目的のために
ホーンがあるのですが、
ホームユースにおけるホーンはPAスピーカーのように遠くに音を
とばす目的ではなくエンクロージュアからの音離れをよくするための
意味合いが大きいですね
ですがそこはショートレンジであってもホーンの動作はあるわけで
広い部屋のエアボリュームに負けないように、パワーを入れたときに中低域のエネルギー感に
食われないようにといった意味合いがあると思います
実際にキツめというか強い目の高音であれば、低音とのバランスを取るにあたり
音量は大きくする必要があります
ある程度こなれたトゥイーターでしたら音軸を外すよりも、音軸を向けて
パワーを入れて距離をとってのリスニングのほうが再生クオリティーは高くなっていると思います
ですのでHB-1単体に限っていえばX4さんの試聴されたケースのほうが、よりHB-1らしさが
発揮できていたのではないかと思います(^^)
NOBUさん こんばんは
12回お付き合い下さってありがとうございました♪
確かにKISOアコのHB-1は高価ですけれど、世界の名だたるメーカーは
HB-1よりもはるかに高価なスピーカーも数々存在していますので
特別ということではありませんね(^^)
ただ、この価格にしてはHB-1よりもはるかに高価なスピーカーであっても
なしえない音の世界を表現できるという意味ではまさに特別な存在といえると思います☆
思うことは130万円のスピーカーにしては、ことのほか小さいということですね(笑)
松本麗香さん
逆転の発想なのですが、私はHB-1サイズの小ささを
気軽に持ち出せて、友人宅にへも簡単に持ち込めると
考えています。
オーディオを趣味としてる仲間の家で、先方の装置で
鳴らして気軽に楽しめるのはあのサイズなら容易い
ことですから自分の装置意外でどうなるのかも楽しみにしています。
逆転の発想なのですが、私はHB-1サイズの小ささを
気軽に持ち出せて、友人宅にへも簡単に持ち込めると
考えています。
オーディオを趣味としてる仲間の家で、先方の装置で
鳴らして気軽に楽しめるのはあのサイズなら容易い
ことですから自分の装置意外でどうなるのかも楽しみにしています。
トラウトマン大佐さん こんばんは
はじめまして
試聴してお客が私だけになったときに店員さんとの雑談で
レジ近くにトラウトマン大佐さんがおられた事を聞きました(笑)
もっと早く知っていたらお声をかけていたのに~ と、ちょっと残念でした
続きです
トラウトマン大佐さん こんばんは
HB-1は音楽性を向上させる構造であるのは間違いないところですが、
やはり弦楽器系に特化していると思います
アンプ交換では、どのように感じられたのでしょう?
私が良いと思ったラックスマンのアンプは恐らく音が
生温く感じられたのかもしれませんね(笑)
試聴CDを参照してもらえればお解かりになると思いますが、
聞きどころは明らかに違うと思います
セッティングや試聴方法ですが、ショップ側の提案によるものを
そのままに聞いていたものです
個人的には色々な試聴実験を行いたいところですが、ショップの、そしてメーカーの
推奨設置やリファレンス機器、試聴位置を尊重してのリスニングですし、
ショップ側も試聴にあたっては、それこそ一番良いと思われる事を
実践されているでしょうから、試聴した者の琴線に触れるような工夫はされていると
思いますのでこちら側が思う 「こうしたほうが良いのでは?」といった記述はあえて
示さないでおきました
今回の試聴時は、ちょっと高めのスピーカースタンドですが、もし低めのほうが
良いとショップが判断されていれば、LS3/5が置かれていた標準クラスの
スタンドになっていたでしょう
試聴位置も私が座っていた ひとり掛けソファーの位置が距離的にも一般的だと思います
仰るとおり試聴位置が後ろになれば音にも変化が生まれますが、
ルームアコースティックの影響が大きくなるので、鑑賞には耳あたりがよくとも、
どういう傾向かといった試聴には向かないと思います
HB-1は小型2ウェイでユニットも比較的近接した構造ですので試聴距離が近くとも
各ユニットの音がクロスする位置は、点音源に相似と思います
ですがチャンネル間を広く取ったり、試聴位置を遠く取るということになると、
ショートホーンの効果もあるでしょうが、トゥイーター領域はかなり強めかと思います
保護用というよりも音がこなれるまでの減衰用途との意味でのサランネットがあれば
状況も違うでしょう
しかしそれではHB-1の外観をスポイルする事になりますし響きにも影響するでしょう
ましてやテンモニの裏技が如くティッシュディフェイザー対策など論外ですが(笑)
私自身ブログにて、記事にしているモノの価格の事を書かないのは、
値段の高低で良し悪しを判別しないスタンスでいるからです
したがっていくら高価であってもアカンもんはアカンこともありますし
反対に安価なのにこれは良いとする場合もあります
要は自分が気に入ったものは、値段の高低ではないという事です☆
HB-1の130万円に対して小型だという記述は、この価格帯になると
小型のタンスくらい(笑)の巨大なスピーカーが増えてくる事への比較です
同価格帯なのにタンス並みの大きさとハンドボール並みの大きさ、
加えて音の傾向もまったく違う まさに趣味の世界です(^-^)
既存の「響き型」のスピーカーといえばソナス以外にもタンノイやハーベスもありますね
それらも加えれば選択肢は増えるのでしょうが、小型という範疇でいえばやはりソナスが
ありますが、そこは既存のスピーカーですので、いくら楽器に付いた名称を
名乗ったとしても楽器型のHB-1と素材の響きを利用したソナスなどとは
傾向が違いますよね
ただ、響きに特化しているという意味では楽器型のHB-1の右に出るものはないですけれど、
楽器以外のsourceもとなると、ソナスやハーベスも再浮上してきまして、その場合
私はソナスを選択するだろうという事です(^-^)
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« Himalayan rock salt l ホーム l Leica の楽器型スピーカー試聴記 KISO Acoustic HB-1 その11 »
、、、、、、一応言ってみました(笑)
まず、ここまで長編の記事が誕生するとは想像もしておらず、気楽にパスをだしてしまった点をお詫びしておきます。
モノとしての強い思想を感じる、という点については私も同意です、ひょっとするとそれが一番自分を惹きつけた点なのかもしれません。
なんとなくですが、HB-1というSPは、自分好みに使いこなすものではなく、自分好みに育ってくれることを信じて隣を歩くような付き合いをするモノで、しかも、こちら側に確たる意思がなければその付き合い方を強要しかねない力を持っているように感じています。
そういう意味で買ったが最後、SP遍歴の終わりを迎えるのはいざ知らず、自分にとって趣味としてのオーディオにすら終焉を迎えさせられかねない劇薬かも、とおびえながら魅かれているのが現状ですね~(苦笑)
いずれにせよ関西のオーディオショーは11月、まだ検討する余裕はあるはずです(たぶん、、、)
自分だけでは絶対に出てこなかったであろう冷静な観察と考察、本当に感謝しています。
一連の記事に書かれていた多くのことを刻んだうえで、近いうちに一度、会いに行こうと思います。