生まれ育った町
生まれ育った町に行ってきた
別に遠く離れている訳ではなく車で30分くらいの所
私がこの地を去ってから、いわゆるバブル期にさしかかり、古家を取り壊したりして、
ビルやマンション建設のラッシュがあったそうだが、高層化はしたものの道路幅拡張といった、
基本的な都市計画とは無縁な構成をしたため、中途半端でせせこましい町並みとなってしまっていた
つまり再開発に失敗したということである

そんな建設ラッシュもひと段落ついたようで、幾分落ち着いた空気を感じた
久しぶりのこの町 昔住んでいた家を中心に散策していた
近くの公園 学友の家 通っていた小学校 ドブ川(笑)




昔の記憶とは違うが、町も年月相応の変化があった
生まれ育った町ということもあってか、引っ越した後でも そして今も町が夢に出るのだが、
記憶が元である夢だから やはり昔の地形での場合が多い

別に夢を矯正するというつもりではないが、未だに昔の記憶の町の夢をみるというのは
潜在意識に何かがあるとでもいうのだろうか

車でたった30分の場所にある町の記憶は昔のまま進む事はないのだが、
もはや生まれ育った町といえ、過去の場所でしかない

これまでも この町に足を入れてはいたが、撮影したのは今回が初めてである

夢の記憶は過去のもの ふいに夢に出る生まれ育った町のデータを書き換えたいのだろう
だから意識の上で完全に過去の場所と認識したから、ここに来て撮影を行なったのだと思ってみたりした

久しぶりの生まれ育った町なのだが、何か自分が大きくなったのか それとも町のスケールが
10%ほど縮んだのではないかと錯覚してしまった
多分・・・ 今住んでいるところがここに較べて道路や建造物も含めてゆとりのある構成なのだろう
恐らく、もうこの町には戻れない事を感じた事象であった
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コメント
そうてんさん こんばんは
昔住んでいたところが小さく感じるのは、自分が出世したからと思いたいですね(笑)
と、いうものの町の家屋のブロック塀が、ひょいと乗り越えられるほど
低く思えたのは錯覚ではなかったです(^^;)
コメントの投稿
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私も時折、昔住んでいた所に行く事がありますがそんな印象が強いです。
子供の頃ほど環境に密着しなくなってしまったためか、小さな頃の認識が書き換えられにくいのかもしれません。
昔かけずり回っていた軒下でつっかえた時にしみじみそんな事を考えてしまいました(笑)