スーナー製インターコネクトケーブル
ピンケーブルが足りなくなったので新たに購入したのは 「 スーナー 」 というケーブル
スイスのスーナー社のケーブルを使った自作系ピンケーブルである

スーナーはこの数年、西東京のとあるショップが販売し、
その近所に住むジャズオーディオマニアが専門誌を通じて音が良いとふきまくり、
それが広範囲に広まった文字通り 「 電線病 」 として伝染したケーブルのひとつで、
そのマニアを崇拝する人達を中心に、JAZZ好きなオーディオマニアに瞬く間に浸透していった
私が購入したのは 「 ブルースーナー 」 と呼ばれる標準的なものではなく、
ブルースーナーよりも更に太い 「ブラックスーナー 」 と呼ばれるもので、音はブルーよりも良いとか?
更に太いという事だが、その直径は11mm 中字のマジックペン(仮称)と変わらない太さだ
ケーブルを持った感触は、まさにマジックペン(笑)

軍用というふれこみで、形態は同軸型
太いといってもその中は導体がみっしりと詰まっているのではなく、
中心導体と外側を構成する網目状の導体との絶縁体が太いだけである
また外皮もそうだが、内部の絶縁体が相当に硬い
このためにケーブルの取り回しは極めて劣悪なのである
中の絶縁体は どことなく、ホットメルトといった溶熱接着剤のスティックの様相でもある
それにしても 手元に残っているケーブルは使い勝手の悪い曲げにくい自作ケーブルばかりなのに、
自作ケーブルほどではないにしろ、わざわざ使い勝手の悪いケーブルを購入したのは、
我ながらちょっと考え込んでしまった(爆)
もっとも、スーナー自体に興味があったのは自作ケーブル好きな私としては
ごく当たり前の選択だったと思う
インターコネクトケーブルとして販売はされているけれども、元来オーディオ用途ではなく、
軍用の電送用途であったものを別の用途で使って評判が良いというのも
疑問があったからである
とりあえず使用して何ゆえの評判の良さなのかを自分の耳で確かめてみたかったからである

音の傾向としての評判だと、やはりというかジャズ向きということだ
まぁ・・・スーナーを良いといったマニアもジャズ喫茶を経営したりしている御仁だから、
間違ってもクラシックに向くような耳障りの良いケーブルというのを特選扱いにはしないだろう
まだ接続して聞いていないが、まぁなんとなく音の傾向は予想できる
被覆も絶縁体も硬く、導体は高純度でもなくしかも硬い
そしてその硬い導体に銀メッキを施しているというもの
予想としては、確かに 「 音速 」 は、速いだろうし、音像は前に張り出してくるだろうし、
ブラスといった楽器にもアクセントが付くだろう
しかし、ほとんどのシステムでは これらは 「 音の荒れ 」として表現されるものと思う
知り合いのプロのベーシスト氏がブラックスーナーを使用してみたそうだが、
さして良くなかった、との答えだった
さて、どういう結果が待っているだろうか?
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コメント
そうてんさん こんばんは
はい、ブログでのジャズ喫茶を経営するオーディオマニアというのは、○島●国氏でございます(笑)
対策ケーブルほどではありませんが、曲げ癖が付けにくい硬いケーブルでした
ブルースーナーなら細いのでブラックスーナーよりかは取り扱いやすいでしょうね
あれほど専門誌で触れ込んでいたのですから誰もが興味を抱くのは当然ですけど、
残念ながらというかアノ御大、結構な飽き性なんですよねwww
今がよくても数日数ヵ月後には第一線から退けてしまうような使い方をしている方なので
あんまし参考にならないんですよ(爆)
運良く入手できましたので、御大の言うことがどこまで正確なのかを
検証することにもなりそうですwww
入手して1週間 まだ繋げていません(自爆)
レポート、しばらくお待ちください(^^;)
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オーディオ系の雑誌で寺○御大が語っていた印象が強く、
あまり、ジャズを聴かない私としては興味だけにとどまっていたケーブルでした。
たしかに取り回しが難しそうな外観ですね(笑)
ジャズ向きのケーブル
ということで、大体の音質は想像していたんですが
実際に耳にしたことはありませんので
音質レポート楽しみにしています。