置く 繋ぐ 鳴らす AURATONE 5C
我が家にオーラトーン5Cがやってきてもうずいぶん経つ
フルレンジユニット一発しかない密閉型のスピーカーだが、持ってみると意外に重い
最初に置いたのはその当時使っていた大型スピーカーの天板であった
元々それほど大きくないのでどこにでも置けるのだが、事のほか磁力は強かったので、
ブラウン管のテレビの近くには置く事はできない
しかしテレビのビームとスピーカーの磁力が近接していても干渉しない位置が
どこかしらあるので、その場所が音出しと視聴に差し障りがなければセットできる
その後はモニターテレビの上にボードを敷いた上に5Cをセットした
セッティングはそれほど気を使った事はないが、必ずインシュレーターを挟んで使っていた
まだ 「 使いこなす 」 オーディオの初心者だった頃はインシュレーターに消しゴムを使用していた
そのほかにも10円玉を挟んだりもしていた
これらは昔 愛読していたFMレコパルという雑誌の名物コーナーであるリスニングルーム診断の
コーナーにてよく使われていたテクニックである
その後 経験値も上がってきた頃には消しゴムの使用はしなくなり、
かわりにブチルゴムを使うようになった
スピーカーターミナルは太いケーブルは使えない大きさで1.5sqが精一杯
しかしバナナプラグ対応なので太いケーブルを使う場合はバナナプラグで対応可能だ
だがバナナは使わないで大体1sqくらいのケーブルをあてがっていた
このように、使いこなしにおいてはそこそこ行っているのだが、どちらかというと
全力で使おうという姿勢ではなく、もっぱらお気楽に使う いわば脱力系であった
なぜそうしたのか ・・・恐らく自作スピーカーを作る時、最初に作ろうとするフォルムに
酷似していたからなのかもしれない
しかしその小気味いい適度な脱力のそれは、まさに 「 飄々 」 と表現するべきなのかもしれない
オーラトーン5Cは、これ見よがしに表には出さない懐に深さを持っている
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