音を追い込む スピーカーから再生されるCDの音を最大限引き出す
いろいろな工夫・対策を駆使しつくす
インシュレーターを使う ケーブルを交換する 電源を見直す
ラックを最小にして設置による固有音を最小にする
秒針や振子のある時計を排除する
花瓶やガラス製品のように共振するものを排除する
変なエコーのかかったような場所を対策する
蛍光灯を排除する
フラッターエコーが発生しないように平行面を作らないように対策する
低音が溜まっているところを溜まらないように対策する
A/C 60Hzの雑音が発生する電化製品を排除する
外部からの雑音侵入を阻止するために窓やドアに密閉度の高いシールを施す
パソコンなど高周波ノイズを発生するものを排除・・・
・・・と、そこまで徹底的に音響対策を行った後に、突然の乱心ーっ?!
スピーカーの上に花瓶を置く?
共振する弦楽器を置く?
インバーターエアコンをフル稼働させる?
冷蔵庫を傍に置いて、いつでもビールが飲めるようにする?
大型テレビや空冷ファン装備のDVDデッキを設置する?
豪華なシャンデリアを設営する?
マイナスイオンが発生するジージー鳴る機器を置く?
スピーカーの前にソファーを置く?
ポンプ付き水槽で金魚を飼う?
つまりこういう事
やれるところまで対策を施した後、自分のテイストを加えるという訳
対策をしない状態と変わらないようにも思えるけれど、何も動いていないゼロではなく、
引き算を行った後、足し算をしてゼロにしたという意味
引き算はオーディオをより純粋に昇華させるための 聞き手の居心地を無視した対策
足し算は自分にとって居心地を良くするためのもの オーディオにとって いわば雑味とも言える
これらの総合的なバランスの先にあるのがその部屋の 「 音 」 なのである

無論、足し算も引き算も しなくとも固有の音は する
しかし ポンと設置されているオーディオというものだとか、
オーディオの方が人間よりも偉いみたいな部屋というのは、私の嗜好する方向ではない
既に対策された後での 「 雑味 」 であるのだから、音楽を聞くにあたり問題があれば
それらを順次 撤去していけばよいだけの事
例えて言うならレーシングカーを公道で走らせるために、高出力エンジンを、
わざわざ低出力エンジンにデチューンするのと同義、といえば理解しやすいと思う