先日 不注意で愛用のデジカメを紛失してしまった
とりたてていいカメラではないのだが、けっこう使い勝手がよく、
コロコロとしたボディは手に馴染むのでよく使っていた
愛用のデジタルカメラの名は、パナソニックDMC−LC43
画素は400万画素と2007年現在ではさほど高密度ではないが、
3年前はかなりの密度であった
もちろん今でも充分通用する画質である

レンズはLC−43が登場してから加速度的に採用される事が多くなった、
ライカネームのズーム バリオ・エルマリートである
35ミリカメラ換算で35〜105ミリの3倍ズーム
画質は、ライカブランドのレンズとはいえ、平凡な写り方であった
しかしちょっとしたアクセントをつけた画が逆に好きでもあった
レスポンスはそれほど早くなくバッファー容量もあまりないので
連写等は「息切れ」をおこすが、逆にフィルムカメラからの転向で、
このカメラを使った場合は戸惑うことなくすんなりと使える
不満点は、最高感度がISO換算で200しかない事である
光が少ないとノイズっぽさも増えるのも苦しい
ISO200が上限なのにこのノイズっぽさはやはり高密度にCCDへ
画素を集積した結果であろう
それと、最大の不満点はAF補助光がないこと
これはつい最近まで改善されていなかったパナソニックデジカメ全体に
いえる最大の欠点である
MFがなければピントの生命線はAFにゆだねられる
しかし薄暗いところではTTLのAFセンサーだけが頼りである
だがフィルムのコンパクトカメラでは主流だったアクティブ式のAFセンサーは、
コンパクトデジカメにおいてはほとんど採用されておらず、光の条件が悪ければ、
カメラが設定した固定ピントにゆだねるしかないのである
実例で言えば、薄暗い場所でスピードライトを使うような場面において閃光はひかれども、
ピントが合っていないという事態である
照明を落としたパーティーではピンボケの連発を生む事になる
いくらフィルムと違って撮影に失敗しても消去してまた撮り直せるといっても、
重要なのはシャッターチャンスは1度だけ、ということだ
AF補助光がないことが最大の弱点であるし、今では当たり前に搭載されている、
手ブレ防止機構もないようなデジタルカメラであったが、電源が単3型電池2本で
まかなえる事が最大の利点である
いくら充電地をそろえていても液晶モニターをつけてズームを多用していれば、
すぐに使い切ってしまう事は何度もある
充電器を携帯していれば良いがそれでもどこでも充電できるものでもない
その点DMC−LC43は、単3型ならなんでも使える汎用性がすばらしい
手持ちの充電池が放電しきってしまった時万が一の事を思ってアルカル電池を
持っていた事で撮影が続行できた事が幾度もあった
いくらメモリーカードに余裕があっても、電池がなければ
まったくお手上げなのがデジカメで、
本体を小さくするために専用充電池を開発しても、不意の放電であっても
コンビニにいけば24時間電源を補給できる
それに専用電池の杞憂はいつまでその電池を供給してくれるのか?に尽きる
プラスティックボデイでさほど高級感はないが、小さすぎず大きすぎず
レンズもふくめて総合的な画作りも私の性に合っていたので お気に入りだったが、
故障して使えなくなったのではなくまさかの遺失で使えなくなったのは
痛恨の極みである
DMC−LC43のようにバリオ・エルマリートを搭載し、単3電池で駆動できる
パナソニックのデジカメは、現在では存在していない
しばらくは以前使っていたcanonのIXY200aを使う事になる
もっともIXY200aも逸品に違いなく、200万画素しかないとか、
ズーム域が2倍しかないといったことを差し引けば今でも充分な能力を発揮する
カメラとしての資質はDMC−LC43よりもはるかに上だったことはここだけの話(笑)