我が家の音を聞きに来られた4番目の方は讃岐からのお客様であった
とあるオーディオ掲示板の中で知りあって、ブログにお邪魔していたところ、
関西方面に寄る時間が出来たとの事で実現した試聴オフ会であった
その方とは最近交流ができたようなものである意味これほど早く顔合わせが出来るとは、
思ってもみなかった
ゆえにその方はどのような音を好む方なのかもあまり知らない訳で、
まさにオーディオが好きだという共通項のみで実現したオフ会であった
打ち合わせどおり最寄の駅にて待ち合わせで合流
挨拶もそこそこに早速車内でオーディオ話
この方も車好きで私のFD−3Sに強い興味を示されていた
国産車でもっともほしかった車だったそうですが、オーディオを休止すれば買えますよ?(爆)

さて部屋に案内 やはりこの特殊な部屋の構成に驚かれる、というより
呆れられたようであった(笑)
まずは挨拶がわりにサブシステムの、
DENONのCDプレーヤーDCD−735に同じくDENONのアンプPMA−2000、
ヤマハNS−10Mで構成された音を聞いてもらう

試聴CDは私の所有のものからはじめる
相変わらず乾いた音だが、まぁぼちぼちの音かなって感じであった
それからオーディオ談義の続きを始め、自作のアクセサリーのお披露目を行った
この方も最近ブログにおいてアクセサリーというか、自分で対策を施すといった、
内容の文章を書いておられるので、話がはずんだ
特に金子式の対策ケーブルのゴツさには驚かれておられた
無理もない ブチルやテフロンを巻いて作り上げたこのケーブルの屈強な状態を、
手に持ってみれば、ヤワな機材の端子の方が先に壊れるはずだ(苦笑)
サトリアンプに使用したらどうでしょうか??
しかし、、、部屋の機材のレイアウトからこれらの極太自作ケーブルが使えない事は、
この方もあっさり気付かれ、使えなくてもったいない と、こぼしておられた
使わないならオークションで売るのも良いかもとの提案も
このまま使わないのなら、確かにそうかもしれない・・・
初対面の方に、「いかがですか?」とは言えない(笑)
ちなみにこのケーブルはSTEREO誌にも掲載されている

滞在時間は2時間くらいという事だったので、このままメインのシステムを聞いてもらうことにした
システム構成は、前回と同じ
オーディオフィジック ブリロン1.0にTEAC VRDS−20とサンスイAU−α707DR
実は私のメインシステムはヤマハのNS−1000Mだと思われていて、
センモニが部屋になかったので、10Mの上に鎮座しているオーラトーン5Cが、
メインスピーカーと思われていた
いえいえ、メインスピーカーはここにありますよ、という事で、
いつものスピーカーを定位置に移動させる「お作法」によって姿を現すブリロン1.0
NS−10Mよりさらに小さなスピーカーをメイン?
そう思われたのかもしれない
電源の付け替えも完了し、いよいよ音出しになる
ここで試聴CDはこの方のものをかけることにした

CDプレーヤーの再生ボタンを押し、アンプのボリュームを上げる
「ん・・・右のスピーカーの音、何かビビリ音がありませんか?」とのお言葉
えっ?そんなはずは・・・? アンプに電気を入れる前にケーブルが外れてはいたが、
その後締め直しているので接点不良ではないはずでは・・・
念のためボリュームを一旦絞ってまた上げてみる
先ほどよりほんの少し小さめの音量である
するとさっきまで出ていたビビリ音が消えていたとのこと
どうやら、音の出始めで少しウーハーが追いつけなかったようだ
その音量でしばらく試聴をしてもらった
指定されたトラックを聞いてもらっていたが、
メインシステムの音を出してもこの方の反応に変化はなく、
ふと、こうつぶやかれた
「やはりプリメインの音ですねえ ほう、それにしては弦が綺麗に鳴りますね」
ほほ〜 やはりセパレートアンプの よく言われるところの、
空気感 余韻感 制動力を知っている方の、「 聞く 」 能力の凄いこと☆

システムの限界 部屋のアコースティックの環境・・・
ウチのウィ−クポイントを見透かされた感じであった
この方曰く我がシステムのマイナスポイントとは
空間定位 スピード 音圧 である
家財が入り込んでいる部屋にしては明らかに健闘はしているものの、
スピーカー前方に障害物がある限り高品質な再生音の空間定位は望むべくもなく、
パンっと飛んでくるスピード感はアンプの駆動力がそれ相応であるので高望みは出来ない
見事なバスレフチューニングで低音の量感はあるブリロンであってもも、
その絶対的な口径の小ささからはボリュームに見合った音圧は「空振り」になるだろうし、
なにより自分以外に放たれた音圧は住宅事情から許されないものである
ニアフィールドリスリングにすれば、それ以外のウィークポイントは、
ある程度払拭されると実践をされて説明してくれたのだが、
スピーカー前方20cm付近に頭を突っ込む姿勢で音楽を聴いても楽しくないですよー(笑)
私がいつも聞いているちょっと大き目のボリュームでも、
この方にとっては1/50にすぎないとの事・・・!
うーん 何もかもが違いすぎている
この程度ではサトリアンプを出すまでもないと、思われたのだろうか
途中でプレーヤーをVRDS−20から717DEXに変更したが、
ワイドかタイトかの違いをおっしゃられていた
CDプレーヤーの音の好みは分かれたのが面白い
この方はこの日最初に訪問された方との交流を勧められたが、
好きな機材を持つモノ集めの志向は共通してはいても、
本道の「音」に関しては、私がインスパイアされる事はないと思っている
部屋は狭いより広い方がいいのは、言われるまでもない事である
それにその音をリアルで聞くまでもなく、画像等 部屋の構成や使いこなしを見れば、
そこの音の傾向は、うかがい知れるものです
私は そこまで初心者さんではない(笑)
しかし今日 訪問された方の再生オーディオの視点は個性的で、
どういう訳か午前中に訪問された方と私が「同等」という事を暗に示唆されていた
例えば普通の電源タップや付属のケーブルから、強固に対策されたケーブルに交換した場合、
通常からは明らかにレベルは上がっている
だが、標準の物から劇的な変化でレベルが上がっていても、今流れている音を聞いて、
判断するわけだから自作アクセサリーの効果を見極める事が出来たのだろうか?
純正電源ケーブルと対策品とか、インシュレーターの有無での、
A・B比較で音質の改善効果の比較をプログラムに入れていなかったのは、
こちらの不備だったが、ぜひともプリメインやCDプレーヤーがどれほど、
ポテンシャルが上がったかを耳をもって知っていただけなかったのはちょっと残念(笑)
その方は今ある機材をおよそ3つに選別し、そこからHiFiを目指す事を強く勧めてくれた
しかし悲しいかな現用のシステムは時代の前後はあるものの、わりと価格帯が集中しており、
その中で音色が違うものばかりであり、ちょっと選別は難しい
組み合わせ次第でマッチングも大きく変わる能力は有しているからだ

いわばブリロンのようにまったく次元の違うものならナンバーワンオンリーワンで、
済ます事が出来るであろうが、これまで両手以上のアンプを入手してわかったことだが、
結局のところ手持ちのアンプの5倍くらいの価格のものでなければ機材整理は出来ないと思う
これだけある機材では使わぬうちにいつの間にか故障してしまうだろうから、
少数精鋭にするほうがいいとの意見は もっともである
半病人になるやもしれん機材で音のレベル云々よりも先に、機材の整理をせねばなるまい
ほんっと狭い部屋ですからね(汗)
ただレベルの高いオーディオ機材へのいざないの言葉をこの日 何度かこちらに、
発信されていたこともあり この日に試聴する機会があったようなので、
その凄さをここの劣悪な環境で実演伝道を行ってもらいたかったのが心残りである
去年から始まった「物欲」を抑えきる事が出来るのか自信がなかったのだが、
今回の試聴オフ会は、いい意味でオーディオに向かい合うきっかけとなりそうである
Tさん、遠路はるばるお越しくださって感謝します