
プライベートブランド Herbest Voicesの商品である電源ケーブルのZERO−AYANAMIのほかに
アクセサリーとして なじみのあるものを中核に揃えたい
そこでピンケーブルも試作してみた
以前製作しているもので言えば
エメラルドランサー があるが、
固く曲がりくくあまりにも使いにくいこともあってこれは商品として使えない
また
Jz−6stom は使いやすいが特殊な音がするので、こちらも商品向きではない
以前製作したものはそういうことで商品として販売するのは難しいものばかり
その為に新しいピンケーブルを試作することとなった
試作したケーブルはエメラルドランサーよりもはるかに使いやすく出来ている
しなやかさは細いケーブルには劣るが同クラスの太さのケーブルと比較して使いにくいほどではない
ケーブル名はWXC−1.0

試聴システム
CDプレーヤー パイオニアPD−C3
プリメインアンプ サンスイ α−7
SPケーブル 古河電工 μ−S3
比較対照としてピンケーブルに
オーディオテクニカのPC−OCC素材のケーブル を使う
まずリファレンスでは、いつも聴き慣れた感じで鳴っている
大きな破綻もなくまさにいつもどおりといったところだ

ではWXC−1.0に交換してみる
・・・?
スピーカーからの音に、ちょっと面食らってしまった
音の鳴りが普段と全然違う・・・ どう言っていいのだろうか?
横方向 高さ方向の表現はごく普通なのだが、左右のスピーカー間の音の密度が恐ろしいほど濃密なのだ!
あまりのセンター方向の濃密さにモノラル音源と錯覚してしまいそうでもある
ところが音は濃密なのだが、音が前面に出てくるようなことはなく、むしろ奥まっている
しかしそれらがダンゴになっておらず ちゃんと分離している
何よりも一番驚いたのが輪郭のシャープさである いや、シャープというのではなく明瞭というのだろうか
とにかく音の輪郭が立つというとでもいうのだろうか、経験した事のない再生音である
リファレンスのピンケーブルはPC−OCC製でシャープな表現にかけては定評のあるケーブルだ
ところがWXC−1.0はPC−OCCのシャープさとは全く次元の違う表現をしている
それは 実在感とでもいうのだろうか?
WXC−1.0と比べるとPC−OCCのシャープさとは、ビデオ映像を輪郭をシャープネスで強調し、
見かけ上 鮮鋭度を増したようなものであり、WXC−1.0と聞き比べると何とも人工的なキレであった
この結果には ちょっと驚いている
欠点を言えば最初に感じたように広がり感が少し弱いところであるが、
これはセンター音源の 「 濃さ 」 に、聴覚が引っ張られているからではないだろうか

このままでも充分使えそうだが、できれば横方向にもう少し広がりがほしい
チューニングできるかどうかはわからないが、試作ということもあり、
これを基礎として新たに別のモデルを開発するかもしれない
現在 WXC−1.0は前回のケーブルレポート同様、和歌山県の
Hiroさん に試聴貸し出ししているところである