以前
バランス出力からアンバランス出力に変換するケーブルを製作したのだが、
バランス出力のHOTからの信号をアンバランスに繋げたものなので、
厳密に言えばインピーダンスマッチングが取れていないものになる
それでも、音は不足なく鳴る
このケースと逆の場合であるアンバランスからバランスに変換するケーブルというのは、
単にバランス出力端子側のHOTにアンバランスのケーブルをつけただけで、
端子だけバランス入力にしてアンプ内部ではアンバランス増幅しか行っていない場合なら構わないが、
入力のままホットコールドとも正相逆相を増幅する 「 バランス増幅型アンプ 」 では、問題が生じる
私の場合 前者であり、余ったバランス出力を有効活用できないかということでケーブルを作り結線しているが、
そこはやはり規格外の行為であり、あまりいいいものではない
そこでその杞憂を晴らすために、ラインコンバーターを導入してみる事にした

ラインコンバーターはその名のとおり、RCAのアンバランス出力をXLRのバランス出力に変更したり、
その逆のXLRのバランス出力をRCAのアンバランス出力に変更するものである
所有するタスカムLA−40はこの両方の組み合わせを実践する事が出来る
また前面パネルに入出力にフォン端子も装備されていて、このあたりがプロ機たるところだ
ラインコンバーターでよく知られているのはトランスを使って変換するものだが、
TASCAM LA−40は電気的に変換するタイプのもので、いろいろな回路を通過するが、
インピーダンスマッチングは確実に行われるものになり その点で安心できる
所有するアンプの入力に関しては、アンバランス増幅がほとんどで、ケーブルのみの変換でも
一応対処できるが、サンスイのアンプはバランス増幅なので
ホットコールドともに信号が出力されるため、この場合は実に心強い
基本的には直接的な音質向上をもたらすものではないが、接続の電気的マッチングに万全を期すのならば、
タスカムLA−40の存在意義はプリアンプと同じくらい重要となる
インピーダンスの不安定な 端子のみの変換配線よりも電気的に安定している方が、
たとえ機器間に割り込むロスがあっても、その方が音質向上につながるケースもありうる
この点もプリアンプに近い
実際の使用目的は、ケーブルを長く引き回してもノイズを拾いにくい構造原理である、
バランス接続のためのものではない
本来の使い方として少々離れているのが 私流といったところか(笑)